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「氷雨」を若い方に聞いてほしいという住職の言葉を受けて

お坊さんが沢山出ている某番組がテレビで流れていて、たまたま日野美歌さんが歌う「氷雨」が流れる中で、
「傘がないわけじゃないけれど、帰りたくない」という歌詞に情感の趣きを感じる、
最近のお若い人には、こういった気持ちの奥行きが減っている気がするから、是非とも聞いてほしい、、、
という住職のコメントを聞いて、うちのお若い人(3歳の娘)がちょうどワガママを言いながら暴れていたので、
「若いひと、この歌聞いてほしいってお坊様がいってますよ」と言うと、「わかいひと?すうちゃんはカタいひとだよ。」
といって、固まったふりをする娘。「ほらみて、かたいひとっ、ぶひひひひひ」と、また固まったポーズで悪く笑う娘。
こないだなんて、「おーっっ、ほっほっっほっっっ、、おおーーーっっ、ほっほっっほっっっ」と悪い魔女のマネをして笑っていました、、、。
意地悪な心を増殖させながら、気持ちの奥行きを成長させる娘。
人間が成長するには、きれいな心だけではダメなんだね、と自分に言い聞かせながら、
ダメなことはダメ、セーフなことは大目に見る、を繰り返す最近です。

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